Carpe Diem

ロスジェネのバイク備忘録

2月中旬の日曜日:お稲荷様と秋葉原と洗車と

朝まで降っていた雨も止んだ日曜日,秋葉原UDX地下駐車場にある
バイク洗車サービスを利用しました.
予約が夕刻だったため,王子にあるお稲荷様を訪ねた後に
秋葉原に向かうことにしました.
ST3はすぐ100℃近くまで上昇する水温やギア比からも,
ストップ&ゴーの多い都内で走るのには向いていないので
スクーターにちぎられてしまいます.
しかし,一旦ハイウェイや郊外に出るとST3は快適な
高速ツアラーであることを実感します.

王子駅からの小路の先,急坂を登った所に王子稲荷神社はあります.
都内なのに無料駐車場併設が嬉しいです.
私は幼少期の月夜に銀弧を見て以来(たぶん寝ぼけていたと思いますが),
お稲荷さん好きになりました.

 

f:id:carpe-diem_st3:20160215181404j:plain
ちょうど木漏れ日がST3を照らしていました.

 

f:id:carpe-diem_st3:20160215181421j:plain

王子稲荷神社から見た新幹線.

お参り後に秋葉原に向かいました.
UDX地下駐車場にバイクを置いて電気街を巡りました.
2月半ばの胸騒ぎの日もあってか,アイドル系イベント多数で人が多かったのですが,
昔ながらのパーツ屋やジャンク屋もまだまだ現役で安心しました.
しかし田舎者故に小一時間で人混みに疲れ,渋い喫茶店に逃げ込みました.

 

f:id:carpe-diem_st3:20160215181514j:plain
洗車終了の連絡を受け,駐車場にもどるとマジックガラスコーティングされたST3が.
駐輪場所の関係で普段は拭き上げぐらいしかできないので,
この本格洗車サービスは助かります.

2月中旬の土曜日:横須賀 観音崎コーヒーツーリング

 バイクのブログやモトブログを拝見していて,コーヒーツーリングや

ラーツー,キャンプツーリングをされている方も多く,憧れております.

ブロガー諸先輩方の記事を勉強し,最低限の道具を揃えました.

アウトドアグッズは見ているだけでも楽しいので,気分も盛り上がります.

キャンプは敷居が高いので,私もコーヒーツーリングをするべく

横須賀は観音崎を目指しました.

 

f:id:carpe-diem_st3:20160214003007j:plain

遊歩道を歩いて,適当な場所を見つけ,お湯を沸かしてのコーヒータイム.

コーヒーをドリップするのを外で行っているだけなのに,アウトドアの

楽しさを感じることができました.

 

f:id:carpe-diem_st3:20160214003832j:plain

「なんせ,ロケーションが最高のスパイス.」

これはモーターサイクルアウトドアライフを提案されている

憬れの某ブロガーの方の一言ですが,本当にそんな気がします.

 

近くでランチをされていたご婦人にご挨拶したり,

黄色の748SPS乗りの御仁とお話ししたり,

ちょっと良い時間の昼下がりとなりました.

2月上旬の木曜日:箱根 天山湯治郷ツーリング

いつもはぼっちツーなのですが,縁あって十数年ぶりにとあるサークルに合流し

グループでのツーリングに行ってきました.

戸塚の集合場所に集まったのですが,最後の一人が寝坊したとかで,

1時間待っても現れず,後から追いついてもらうことになったのですが,

休憩場所の西湘バイパスPAでも2時間待ち,結局3時間遅れでした.

こんな時,昔は頭にきたものですが,海辺のPAからの景色を楽しみながら

ゆるりと待てる気持ちの余裕が持てるようになってきた気がします.

f:id:carpe-diem_st3:20160214000540j:plain

目的地は箱根湯本の天山湯治郷でした.

梅も咲き始めていました.

f:id:carpe-diem_st3:20160214001125j:plain

あまり長湯できないので,早めに上がり休憩所でまったりしていました.

入場料が日帰り湯にしては高めですが,無料休憩所が充実していて

ゆったり過ごせます.

f:id:carpe-diem_st3:20160214001243j:plain

夕暮れの集合写真.

Bandit1250, Volty, Bandit1200, ZZ-R400 and ST3,鈴菌率高し.....

f:id:carpe-diem_st3:20160214001835j:plain

最後は江ノ島の近くでパチリ!

一回り若いグループに混ぜてもらってのツーリングでしたが,

バイク乗り同士なので話も弾み,楽しい時間が過ごせました.

時にはグループツーリングも良いものですね.

1月下旬の日曜日:内房 気になるスポットツーリング

房総半島には気になるスポットが数多くあります.

諸先輩方のブログを参考に内房の気になるスポットを半日で回れる距離で,

今回は南房総市富浦までの間にある場所を訪れてみました.

 

アクアラインに向かうのですが,高速道路は寒いわけです.

夏に通行してあまりの暑さに閉口した首都高中央環状線(C2)ですが,

予想通りこの時期はぬくぬくで快適です.

海ほたる以降は強まる海風との戦いとなりました.

まずは昼食にと1時半に「ばんや」によったのですが,長蛇の列で心が折れ

岩井海岸あたりの路地を彷徨っていると民家の塀に鮨の看板が.

f:id:carpe-diem_st3:20160125184326j:plain

駐車場も佇まいも民家でしたが,窓からのぞく女将さんと目が合いました.

寿司屋というより割烹のような店内でしたので,地魚のお造り定食をいただきました.

久々のお刺身と魚の味噌汁が冷えた身体に染み渡る旨さでした.

大将の「若い頃は千葉からここまででノーヘルでかっ飛ばして40分だった.」

などの武勇伝も交えたおっさんバイク談義あるあるも交え,

大将と常連さんらしきご夫婦としばし談笑後,最初の目的地である原岡海岸に.

f:id:carpe-diem_st3:20160125185034j:plain

風でバイクが倒れそうです.

f:id:carpe-diem_st3:20160125185213j:plain

防砂竹林?の先に,有名な岡本桟橋があります.

f:id:carpe-diem_st3:20160125185216j:plain

天気晴朗なれど波高し.

f:id:carpe-diem_st3:20160125185220j:plain

本当はコンクリート部分にバイクを置いて写真を撮りたかったのですが,

冬の強風で砂が行く手を阻んでおり,風に舞う砂もあり諦めました.

f:id:carpe-diem_st3:20160125185230j:plain

桟橋の先,真正面に富士山が.

内房は富士見スポットが多くあるのですね.

内房なぎさラインを北上して次の目的地に.

f:id:carpe-diem_st3:20160125185846j:plain

ここも前から気になっていた看板です.

ヒカリモ(光藻)は春先に見られるそうですが,

はたして幸運にもこの時期に見ることができました.

f:id:carpe-diem_st3:20160125190025j:plain

祠のある岩窟の中に泉があり,岩窟の奥の方に僅かに射す日光をヒカリモが

反射して本当に黄金色に輝いているように見えました.

 

さらに北上して次の目的地,富津岬です.

f:id:carpe-diem_st3:20160125190541j:plain

ST3はトップケース無しの方が良いですね.

f:id:carpe-diem_st3:20160125190531j:plain

東京湾に突き出た砂州からは正面に富士山と横浜から東京まで見えます.

しかし,このスポットで見たいものは展望台からの富士山ではなく,

東京湾要塞跡として知られている第一及び第二海堡です.

f:id:carpe-diem_st3:20160125190537j:plain

手前の第一海堡と奥の船影のように見える第二海堡

今も無言で佇んでいました.

 

最後に訪ねたのがアクアライン直前の木更津にある海上の電柱です.

f:id:carpe-diem_st3:20160125191241j:plain

海面上昇した近未来のようで,退廃的な風景でした.

f:id:carpe-diem_st3:20160125191245j:plain

西日に照らされた君津の工場群がシルエットが,

よりディストピア感を醸し出すかのようです.

勝手な想像ですが,ニューロマンサーを執筆したウイリアムギブソン

千葉県のこんな風景を見て退廃美のチバシティーを構想したのでしょうか.

少し複雑な気持ちを抱え帰路につきました.

 

房総半島にはまだまだ沢山の気になるスポットがありますね.

次は外房のスポットを探訪する予定です.

1月中旬の土曜日:印旛沼

新年初乗りは霞ヶ浦と思っていたのですが,寝坊してしまい

午後になってから出発したため,霞ヶ浦より近場の印旛沼に行きました.

成田空港に向かうスカイライナーの車窓から見える沼でもあり,

以前から気になっていました.

 

印旛沼と西印旛沼があるのですが,東関東自動車道の佐倉ICから近い

西印旛沼を目指しました.

f:id:carpe-diem_st3:20160118181339j:plain

西印旛沼湖畔の畑とST3・・・

日頃のコンクリートジャングルから解放された気がします.

f:id:carpe-diem_st3:20160118181211j:plain

県道沿いのラーメン店兼写真ギャラリーで補給と情報収集.

店主に見晴らしの良いスポットを教えてもらいます.

店舗横の道を1.2km(具体的な数値を念押しされました.)進んだ先を

右折して細い道を上ると撮影スポットだそうです.

小高い丘に登ると徳性院というお寺があり,その周辺が撮影スポットのようで,

カメラを構えた御仁がおられました.

f:id:carpe-diem_st3:20160118181731j:plain

黄昏近い印旛沼

冬の澄み切った空と湖面に映る陽光に時を忘れます.

2016年は東京近郊の何気ないスポットをツーリングしてみたいと考えています.

12月下旬の日曜日:80年代ドラマの舞台を訪ねて〜横浜〜

1ヶ月以上まともにバイクに乗っていなかったのですが,

今年の最後に少しST3と走ることができました.

 

1980年代のバブル期に放映された刑事ドラマシリーズである

あぶない刑事」は横浜を主人公二人が格好良く走り抜けるシーンが印象的でした.

ドラマの舞台としてバー「STAR DUST」と「POLE STAR」が時折出てきていました.

やっとそのバーに行くことができました.

 

首都高横羽線の東神奈川IC出口すぐ,米軍施設の入り口にそのバーはあります.

f:id:carpe-diem_st3:20151227230948j:plain

橋からはみなとみらいが見えます.

f:id:carpe-diem_st3:20151227230954j:plain

橋の向こうは一般立ち入り禁止です.

f:id:carpe-diem_st3:20151227231016j:plain

30年以上前のドラマですが,あのときのままの姿で2軒のバーはありました.

f:id:carpe-diem_st3:20151227231121j:plain

ドラマ当時にはST3はもちろん無いのですが,それでもやはり横浜の

バーにバイクという存在は似合う気がします.

 

その後,港の見える丘公園にも立ち寄りましたが,カップルだらけで

場違い感(ぼっちなう)が強く,早々に大佛次郎記念館横の喫茶「霧笛」にて

コーヒーブレイクとしました.

 

今回は新兵器としてHEATECHのジャケットとグローブを使用してみました.

冷たい風の高速道路でも体の冷えが少なく,疲労を抑えてくれます.

アラフォーライダーには冬の必須装備かもしれませんね・・・

9月中旬の土曜日:ビーナスライン〜安曇野十割そばツーリング

金曜日ナイトランの翌日,憬れのビーナスラインに行ってきました.

予定より少し遅く6時半のスタート.

当然ながら中央道入り口で渋滞に遭遇しましたが,八王子を抜けると快走できました.

さくっと諏訪南まで行き,八ヶ岳エコーラインを通ってビーナスラインを目指します.

 

f:id:carpe-diem_st3:20151021202349j:plain

初秋の空気が気持ちいい.

 

f:id:carpe-diem_st3:20151021202653j:plain

f:id:carpe-diem_st3:20151021202727j:plain

展望台で眺めを楽しみつつ,お目当ての場所へ...

 

f:id:carpe-diem_st3:20151021202801j:plain

同じST3に乗っておられるブロガーの方の記事を見てから,

訪ねようと決めていた霧ヶ峰の「ころぼっくるひゅって」です.

最高の青空の下,優雅にブランチを楽しめました.

f:id:carpe-diem_st3:20151021202954j:plain

まるで某OSの壁紙みたい.

 

昼過ぎに安曇野で友人とランデヴーして十割蕎麦を食べる約束でしたが,

痛恨のルートミス.美が原まで行くと安曇野まで遠回りなのですね・・・

リエゾン区間として上田に降りて三才山トンネルを抜け,約束の時間から

1時間以上オーバーして安曇野に到着.

友人お勧めの藤廼家という十割蕎麦屋のオーダーストップにぎりぎり間に合いました.

ここのお蕎麦は注文してからの手打ちで,風味が素晴らしいです.

新蕎麦が出たら再訪したいですね.

 

夕刻まで少し余裕があったので友人と大王わさび園などを観光したり.

f:id:carpe-diem_st3:20151021203638j:plain

f:id:carpe-diem_st3:20151021203652j:plain

わさび田と佇む友人...

f:id:carpe-diem_st3:20151021203643j:plain

寒くならないうちに再度ビーナスライン経由安曇野蕎麦ツーリングを

したいと思っています.