Carpe Diem

ロスジェネのバイク備忘録

8月下旬の土曜日と日曜日:糸魚川シーサイドバレーエンデューロ

土砂崩れによって中止となった昨年の糸魚川シーサイドバレーエンデューロでしたが,今年は無事開催されました.

晴れ渡る日本海

 

しかも練習走行日,レース当日ともに晴れ!

過去の記憶では8月末のシーサイドバレーエンデューロは4回参加して3回が雨だったので,今年は充実した二日間となりました.

 

 

糸魚川シーサイドバレーエンデューロ

新潟県糸魚川市にあるシーサイドバレースキー場で開催される5時間耐久のレースで,毎年8月最終日曜日に開催されています.過去には5月にも開催されていた気がしますが,現在は他のオフロードレースイベントも同スキー場で多く開催されているようです.

公式ページはこちら.糸魚川シーサイドバレーエンデューロ

場所はここ.

 8月26日(土)の午後が練習走行日で,翌8月27日(日)の午前10時がスタートでした.

 

コースはスキー場のメインゲレンデを登った後,林道コースを降りてくる周回コースで,私だと9分くらい,早い人は6分くらいで1周できます.

5時間をライダー2名で走ります.

例年通り,師匠(アラフィフ)と私(アラフォー)で参戦しました.

 

練習走行

土曜日の午後の練習走行に間に合うように金曜夜から出発しました.

今回は練習用にジェベル200を投入しました.(もちろんトランポで行きました.)

気温も丁度良く晴天の糸魚川シーサイドバレースキー場

ミラーやリアキャリアを外し,灯火類を養生して走りました.

タイヤは公道走行可のBSのTW-301,TW-302でしたが,沢水でヌタヌタになった箇所以外は適度にグリップし走ることができました.

今回からGoPro Hero5 Sessionを導入しました.

田舎侍らしく丁髷ライダー(笑)

練習走行の様子はこちら.


2017年8月26日 シーサイドバレーエンデューロ練習走行

メインゲレンデを登り切った後のリフト降り場付近から,雨飾山や水田,日本海までパノラマの様な糸魚川の風景が見渡せました.

普段コンクリートジャングルで消耗している私には懐かしい癒しの風景でした.

実際,地元有志主催の良い意味で「ゆるい」エンデューロなので,レース中(!)でも途中で休憩して風景を楽しむことが公式に認められているそうです.

レース後に話題になったツイートがこちら.

 

練習走行は16時半くらいで終了で,その夜は隣接のホテルホワイトクリフに宿泊しました.

5時間エンデューロスタート

いよいよ当日,スターティングライダーは私.

マシンは信頼性に定評のXR100R(2000年式).

登りではパワーが無くちぎられますが,コイツの真価はヌタヌタと下りで発揮されます.

 スタートは小学校の運動会の徒競走を思い出していつも緊張しますね.

昨年中止の鬱憤もあってかエントリー数80台以上の一斉スタートでした.

スタートから2周の様子.


2017年8月27日 シーサイドバレーエンデューロ スタート~2周

非力なバイクでもヌタヌタや下りで勝負できるのが楽しい!

公道では全開走行はできませんから,自分の限界までのライディングができるレースならではの醍醐味がありますね.

下りの林道コースは路肩が崩落している部分があったり,沢があったりして一時も気が抜けません.

転倒ライダーも出てしまいますが,速度域が低いので大けがにはなりにくいと思います.それでもレース中に沢に落ちたバイクや崖下に転落したバイクを何台か見ました.

 

リザルト

途中,エンジンを止めているボルトがナット部分で破断するアクシデントもありましたが,応急処置を施して続投.

5時間で26周.今年は無事完走することができました.

完走したマシンと師匠.

 

市販車クラス11位と入賞することはできませんでしたが,自分としては一度も転倒することなく走りきることができたことが嬉しかったです.

レース中目立っていたイカレた(褒め言葉)走りのYZ125が総合1位だったのは納得です.2stであのコースであの走りは凄い.

 

かくしてエンデューロを愛する漢達の暑い夏は幕を閉じました.

ジャンケン大会? 一度も勝てませんでしたよ・・・・・