Carpe Diem

ロスジェネのバイク備忘録

5月中旬の木曜日:SHOEI J-Cruiseを買いました

普段はSHOEI Z-7を愛用していますが,諸事情でオープンフェイスヘルメットが

欲しくなり,ライコランド東雲に行きました.

 

ヘルメットは昔からARAI派とSHOEI派論争が茸筍戦争の如く知られてていますが,

安全性を考慮するとARAI,快適性ではSHOEIというのが一般的な認識のようです.

最近知ったのですが,ARAI頭とSHOEI頭という言葉もあるらしく,

頭の形によってもどちらの帽体が適するかが違うようです.

どうも私はSHOEI頭のようで,過去に試着してから購入しても

RFD→Z-3→Z-7と,SHOEIばかり選んでいます.

 

値段を考えると「アマゾソだろ常考」なのですが,ヘルメットはフィッティングが

第一で,合わないヘルメットは不快なばかりか命の危険もあるため,実店舗で買わざるを得ない物の一つですね.

最近は国内二大メーカーのフィッティング専門スタッフも増えてきました.

ライナーの調整と眼鏡テンプルの空間調整をしてもらいフィッティングに

30分以上かかりましたが,満足のいく被り心地となりました.

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ヘルメットのインプレは数多ありますので,ここは眼鏡野郎視点でのインプレを.

ピンロックシールドは別売りなのですが,これも最近では必須装備ですよね.

オープンフェイスタイプなので呼気による眼鏡の曇りはフルフェイスに比べると

格段に少なくなります.

懸念していたマイクロラチェット式顎紐(Chin strap)ですが,

これも気になるどころか,利便性の高さのほうが長所として感じました.

J-Cruiseの最大の特徴はインナーバイザー内蔵という点で,これも選んだ理由の

一つです.特にこれから夏を迎えるとバイザーはありがたい装備です.

昨年はZ-7に度付きサングラスで頑張っていましたが,サングラスの偏光フィルタ

とピンロックシールドが干渉して若干モアレが出てしまっていました.

J-Cruiseのバイザーは眼鏡越しでも全くモアレも出ず,快適な視界です.

眼鏡とも物理的な干渉もせず,トンネルなどではつまみでサッと格納できるのは

助かります.

個人的感想での短所ですが,Z-7に比べて空力に劣る気がします.

特に高速域では風圧の影響の違いを強く感じました.

また,あご部分(Chin protector)がないため,安全性には劣りますし

60km/hを超えると風の巻き込みも大きく,静粛性には欠けます.

またシールドが大きい反面,インナーバイザーが小さいため視界下方は

バイザー無しとなってしまいます.

 

ともあれ,実はST3用に買ったわけではないので,高速域での問題は微々たるものです.

インナーバイザー内蔵は便利ですね.GT-Airが売れるのも分かる気がします.

Z-7の次はGT-Airにしてしまいそうです.