12月下旬の日曜日:80年代ドラマの舞台を訪ねて〜横浜〜
1ヶ月以上まともにバイクに乗っていなかったのですが,
今年の最後に少しST3と走ることができました.
1980年代のバブル期に放映された刑事ドラマシリーズである
「あぶない刑事」は横浜を主人公二人が格好良く走り抜けるシーンが印象的でした.
ドラマの舞台としてバー「STAR DUST」と「POLE STAR」が時折出てきていました.
やっとそのバーに行くことができました.
首都高横羽線の東神奈川IC出口すぐ,米軍施設の入り口にそのバーはあります.
橋からはみなとみらいが見えます.
橋の向こうは一般立ち入り禁止です.
30年以上前のドラマですが,あのときのままの姿で2軒のバーはありました.
ドラマ当時にはST3はもちろん無いのですが,それでもやはり横浜の
バーにバイクという存在は似合う気がします.
その後,港の見える丘公園にも立ち寄りましたが,カップルだらけで
場違い感(ぼっちなう)が強く,早々に大佛次郎記念館横の喫茶「霧笛」にて
コーヒーブレイクとしました.
今回は新兵器としてHEATECHのジャケットとグローブを使用してみました.
冷たい風の高速道路でも体の冷えが少なく,疲労を抑えてくれます.
アラフォーライダーには冬の必須装備かもしれませんね・・・
9月中旬の土曜日:ビーナスライン〜安曇野十割そばツーリング
金曜日ナイトランの翌日,憬れのビーナスラインに行ってきました.
予定より少し遅く6時半のスタート.
当然ながら中央道入り口で渋滞に遭遇しましたが,八王子を抜けると快走できました.
さくっと諏訪南まで行き,八ヶ岳エコーラインを通ってビーナスラインを目指します.
初秋の空気が気持ちいい.
展望台で眺めを楽しみつつ,お目当ての場所へ...
同じST3に乗っておられるブロガーの方の記事を見てから,
訪ねようと決めていた霧ヶ峰の「ころぼっくるひゅって」です.
最高の青空の下,優雅にブランチを楽しめました.
まるで某OSの壁紙みたい.
昼過ぎに安曇野で友人とランデヴーして十割蕎麦を食べる約束でしたが,
痛恨のルートミス.美が原まで行くと安曇野まで遠回りなのですね・・・
リエゾン区間として上田に降りて三才山トンネルを抜け,約束の時間から
1時間以上オーバーして安曇野に到着.
友人お勧めの藤廼家という十割蕎麦屋のオーダーストップにぎりぎり間に合いました.
ここのお蕎麦は注文してからの手打ちで,風味が素晴らしいです.
新蕎麦が出たら再訪したいですね.
夕刻まで少し余裕があったので友人と大王わさび園などを観光したり.
わさび田と佇む友人...
寒くならないうちに再度ビーナスライン経由安曇野蕎麦ツーリングを
したいと思っています.
9月中旬の金曜日:ゲートブリッジ散歩ツーリング
休日出勤や職場の慰安旅行,海外出張とバイクに乗れない日々が続いています.
備忘録も時間が空いてしまいましたが,9月中旬の金曜日の仕事上がりに
ゲートブリッジを見に行ってきました.
辰巳のあたりからライトアップされたゲートブリッジが見えたので,
ときどき停車しながら若洲海浜公園を目指しました.
バイク駐車無料が嬉しいですね.
ゲートブリッジ人道へ上るエレベータ(無料)が開いていたため,登ってみました.
思った以上に高く海風が強くて歩いて対岸まで行く気にはなれませんでしたが,
少しだけ散策してみました.
橋からは羽田空港へアプローチする飛行機や湾岸のビル群の夜景を見ることができます.
このあとバイクで再度ゲートブリッジを渡ったのですが,横風が怖くてバイクに
しがみついて渡りきりました.やはり吊り橋や高架橋は苦手です.
この夜のもう一つの目的は六本木にあるステーキ屋さん.
ステーキてっぺい六本木Buff.
BikeBrosのWebマガジンに載っていた店で,お箸で食べるステーキが
特徴のお店です.ニンニクがガツンと効いたステーキを堪能しました.
店の前に若干台ですがバイクを駐車できるようです.
8月下旬の土曜日・日曜日:糸魚川シーサイドバレーエンデューロ
毎年恒例の新潟県糸魚川市のシーサイドバレースキー場で行われるエンデューロに
師匠とペアで出場しました.
前日のフリー走行では曇りだったのに,当日も生憎の雨でのマッドコンディション.
エンデューロらしいですが・・・
スタートは小学生の時の徒競走と一緒で緊張しますね.
マシンのXR100はエンジンは非力ですが,こういうドロドロレースでは軽さと抜群の足つき性が威力を発揮します.
実際に登りではちぎられますが,他のマシンがスタックする急坂や下りではフルサイズモトクロッサー相手に勝負できます.
あの人に勝ちたい!
だんだんドロドロになるマシンと私・・・
最後はリアホイールのスポークが10本以上折れて無念のリタイアとなりました.
市販車クラスのエンデューロでも,普段ST3でソロツーリングをしている時には
感じることのできない緊張感と闘争心がわき上がってきます.
エンジン全開で自分の限界までバイクで走ることは最高のストレス解消法ですね.
アラフォーの身として今日に至るも腰痛+全身筋肉痛です・・・
8月上旬の土曜日:房総半島ツーリング
つげ義春ファンには有名な太海という漁村を訪ねるべく,房総半島ツーリングに行ってきました.
夏休み中ということもあってか,道路は混んでいましたがアクアライン経由でまずは久留里へ.
久留里はいたる所に自噴の涌き水があるそうで,熱中症予防に少し水をいただきました.
鉱泉というべきか,若干硫黄臭のある水でした.
運良く無料だった鴨川有料道路を抜け,激混みの鴨川市内を乗り切ると,目的地の太海海岸が見えてきました.
太海フラワーセンター駐車場に駐輪し,散策しました.
ここのコンクリ壁が機関車のシーンの場所と案内がありましたが,分かりにくいですね.
それよりも,階段の上にある神社のほうがいい雰囲気でした.
ちょっとレトロ調で.
「イシャはどこだ?」
「ポキン金太郎」
太海は寂れた人影のない漁村と勝手に想像していましたが,海水浴客や観光客が意外に多くて驚きました.
お腹も減ってきたので,ブロガーの方々の記事を参考に鯨料理ぴーまんに行きました.
団体予約があったためか,余裕の1時間待ち.みんな鯨食が好きなようです.
某海犬団体の活動も気にせず,ミンククジラと地元産のツチクジラをいただきました.
ぴーまんから金谷に抜けました.途中の道がちょうど良くて,写真も撮らず夢中で走っていました.
これもブロガーの方を参考に,東京湾フェリーに乗船.
これって,探偵物語で工藤ちゃん(松田優作)が乗ったフェリーですよね.
このあとシンジゲートに追われることもなく,久里浜から湾岸線経由で帰宅しました.
今回の日帰りツーリングは漫画やドラマの聖地巡礼になりました.
7月下旬の土曜日:伊豆ツーリング
BikeJINの8月号やバイク乗りの方のブログでも話題となっておりますが,
伊豆スカイラインがバイク通行禁止になるのではという噂です.
バイク禁止になる前にツーリングに行ってきました.
芦ノ湖スカイラインー箱根スカイラインと有料道路三昧の一日でした.
朝ご飯はブロガーの方には有名な海老名SAの元気の出るご飯をいただきました.
梅雨明けもあってか,朝からバイクがいっぱいでした.
ターンパイク入り口では,さっさとPorscheに道を譲り,
大観山スカイラウンジで一息.
ターンパイクではかなりの台数に抜かれました.
10年前は追っていったものですが,今は大人の余裕・・・
目当ての伊豆スカイライン入り口は生憎の濃霧でしたが,
道を進むと霧も晴れ,暴走ライダーと遭遇することも無く大室山に到着.
大室山はリフトで山頂に登ると火口を一周できます.
ST3はしばし休憩.
火口内ではなぜかアーチェリーができるようです.
大室山と同じ色のソフトクリームを食べました.
お茶ソフトではなく,わさびソフトです.
味は・・・お勧めしません.
写真中央の田んぼは,かつて大室山から溶け出した溶岩でせき止められた湖の
名残だそうです.雄大すぎる.
暑かったのですが,緑が美しくて珍しく沢山写真を撮ってしまいました.
大室山を後にし,熱川温泉まで行きました.
日帰り温泉の高磯の湯に浸かりましたが,目の前が相模灘で伊豆大島まで見えました.
お湯は地名に違わずやっぱり熱いです.最近は暑い温泉ばかり入っていますね.
ツーリングマップル情報でアジのたたき丼と出ていましたので食すことに.
お店の前でお先に並んでいたGSX-R750のライダーと待っていたのですが,
なかなか呼ばれないので,店内を見ると名前を書く紙が・・・
呼ばれないのも無理ありません.
ひょんな偶然でGSX-R750氏と一緒に食べることに.
初めて同士でもバイク話に花が咲くのがツーリングのいいところですね.
「またどこかで!」と約束し,GSX-R750氏は伊豆半島先端を目指して颯爽と
走って行きました.
伊豆は見どころが多く,泊まりがけでゆっくり見て回りたい土地ですね.
7月中旬の土曜日:渋温泉ツーリング
長野県の湯田中温泉の奥座敷にあたる渋温泉に一泊でツーリングに行ってきました.
志賀草津道路を走ることも重要な目的です.
関越道から上信越自動車道と走り,途中碓氷峠に寄り道しました.
碓氷峠の旧道はタイトな山道でST3にはちょっときつかった気がします.
軽井沢から浅間山麓を抜け,草津温泉に目もくれず白根山を目指しました.
火山活動が活発化しているせいで湯釜を見学できないのは残念でしたが,
青空の下,多くのライダーで賑わっていました.
宿泊した洗心館松屋はライダープランがあって,屋根付きガレージに駐輪できました.
渋温泉の外湯は例によって高温ですが,あっさりとした湯で癒やされます.
温泉街の路傍にめずらしい紫陽花がありました.
5〜6カ所も外湯に入るとさすがにぐったりで,夕方までお昼寝をしてしまいました.
渋温泉街のハイライトは夕刻時に温泉街外れの温泉寺から見る景色です.
金色に照らされた町並みが時間を忘れる美しさでした.
写真を撮らなかったのが悔やまれます.
翌日は再度志賀草津道路を走り,万座温泉に立ち寄り湯をしてから帰宅しました.
この夏はまだまだ温泉ツーリングに行きたいものです.