7月最後の土曜日:小網代の森探訪(ヨコハマ買い出し紀行聖地巡礼)
ある三浦半島の風景写真のブログに紹介されていた三浦市にある小網代湾と小網代の森に行ってきました.
小網代の森は三浦半島の先,城ヶ島の手前にある小さな湾とそれを囲む湿地帯と森が神奈川県により自然保護区となり,現在ではその貴重な自然と生態系を間近で見学できるいくつもの遊歩道が整備されています.
ググるとこのビオトープについて多くの情報が出てきますが,この場所は漫画「ヨコハマ買い出し紀行」のモデル地という噂もあります.
土曜の渋滞気味の首都高から横横道路,逗葉新道を経由し逗子へ.
また,股ぐら火鉢の季節がやってきました.
公共交通機関で小網代の森に行く場合は京急の終着駅である三崎口駅からとなります.
徒歩でも20分くらいで小網代の森入り口に到着できます.
その場合は森から湾に向かって下っていくコースとなるようです.
今回は湾から見てみたいと思い,小網代港を目指しました.
小網代湾から森を見ます.すでにヨコ出しの雰囲気がするようです.
漁港と言うより釣り船とヨットが停泊する港のようです.
右奥には小さな造船所があります.これも良い雰囲気です.
造船所脇から小網代の森の遊歩道入り口があります.
看板や地図があるので迷うことは無いと思います.
この日も多くの散策者とすれ違いました.
森を抜けるとビオトープの遊歩道に出ます.
蜻蛉が近くまで舞い降りてきました.
こうしてみると淡水の池のような光景ですが,小網代湾の一部であり歴とした海なのです.
海とつながっているでしょう.
訪れたときは満潮時でしたが,干潮時は干潟があらわれて,稚児蟹などの甲殻類が姿を現すそうです.
この地形や,まさに.
甌穴に注意しながら,飛んでみますか!
自己最高のジャンプです.
あとから気がついたのですが,この場所は奥の遊歩道から丸見えでした.
たぶん他の人に見られていたでしょう・・・
こっちも怪しい.
ヨコハマ買い出し紀行の水辺の描写を思わせます.
豊かな水辺の風景に癒やされますが,暑さでまいりそうになってきたので引き上げました.小網代港には数軒ほどレストハウスもあり,ソフトの儀も執り行いました.
小網代湾を後にし,もう一つの聖地である黒崎の鼻へ.
畑作地帯を抜けて岬へ向かいます.
電柱と薄ら富士山.
畑の突き当たりでバイクを降り,笹藪を抜けると黒崎の鼻です.
振り返ると,
カフェ・アルファか?
ゆったりとした時間が流れているようで,ヨコハマ買い出し紀行の風景を思わせる光景にしばし時を忘れました.
現実としては願わくば夕凪の時代となりませんように.